家具工場を稼働させるにあたり、必要なのは設備投資です。
幸い場所は制作本部から車で5分のところに確保できました。
広さも十分の良物件です。
そして肝心の工作機械類を選定しなければなりません。
新家具工場の工場長が作成したリストに、金額が生意気なヤツがいるではありませんか。
ALTENDORF(アーテンドルフ)F45 -ドイツ製
スライドソーを開発した元祖のメーカー。トップブランド。まさしく最高峰です。
高い…。でかい…。…なまら高い!
これはなくてもいいかな?いろいろ入用だし?と考えていたところ、新工場長と目があいました。
仔犬のような目で覗き込んできます。
新工場長「正直この機械が無くても家具は作れます。ただこの機械は切断精度がほかの機械とは“別次元”です」
レベルの高い什器、作りたいですよね?
またあのミリの妥協も許さない什器、受ける気ですよね?
無垢な目ヂカラだけで強い圧力をかけてきます…クッ…!
負けました…
買いました。お高い機械…!
若干の予算オーバーですが、家具工場のこれからを考えて先行投資です。
きっと「あの時投資してよかった!」と思える日が来るはずです。
そしてもう一つ大切なのは人。
一緒に家具工場を盛り立てて行ってくれる人が必要です。
何を隠そう私も家具工場で働いた経験があります。
形あるものを完成させる達成感。
自分ができることが目に見えて増えていく喜び。
ものづくりはいい仕事です。
ものづくりに興味のある方、もちろん経験者は優遇しますが、未経験の方も歓迎します。
ここでちゃっかり募集します。
※当サイト「RECRUIT-中から会社を見てみない?」からもご連絡ください。
K部長の壮絶な空回りから始まった第一家具工場。
工作機械の設置、天井照明のLED化までは順調に進みましたが、大口の案件が舞い込んだことにより他の整備をうやむやにしたまま、どんどん什器制作を進めるという梨木工務店式で家具工場は稼働し始めました。
新工場長の負担が大きいです!
何とかしなければ!